心身の状態をお客様の体感からだけでなく、陰陽・五行などの概念からみて、全体のバランスを整えるためのブレンドをご提案いたします。

食べ物にも「冷やす」「温める」などの作用があるように、植物から抽出される精油にも原産国、形状によって温⇔冷、湿気⇔乾燥など陰陽の性質をもち、成り立ち(根なのか花なのかなど）によって五行の性質をそれぞれ持っています。

西洋のアロマセラピーでいわれる、精油のさまざまな作用　「うっ滞除去」「鎮静」「利尿」などは東洋医学で身体の中をめぐっているといわれる「気・血・水」のバランスを調整することにつながります。

東洋医学では、心身は表裏一体。
身体のだるさからくる精神の落ち込み、またはその反対に精神の落ち込みからくる身体のだるさなど、カウンセリングを通してお客様の心身の不調を陰陽・五行と結び合わせながらトリートメントしていきます。

鼻から吸ったアロマ（精油）の香りは、感情や本能の中枢「大脳辺縁系」にストレートに届きます。
「これは、なんの香りだ」などとあれこれ理屈を考える前に本能が働くのです。
例えば、ローズマリーには「集中力を高める」作用が、ラベンダーには「リラックスさせる」作用が…というように、植物の薬理成分にはさまざまな精神面への効果があります。

手技も精油に合せて、リラックス目的の場合は重くゆったりとしたペースで、心身を活性化しリフレッシュさせたいときは軽やかなスピードで、とバリエーションを変えながらおこないます。