今年は今のところ暖冬…なかなか冬が来た感じもしませんが、2019年も残すところ1か月をきりました。
当店は年内は大晦日31日まで営業いたしますので、今年のお疲れは今年のうちにっきりとさせて新しい年をお迎えください。
12月のコラムは1日に開催されました、ビワキュー本部の熊本よりお越しいただいた島田先生の腸内細菌のお話から
腸の養生にいい食べ物をご紹介します!
メモ
内容はお話会のレポートよりご覧ください!
内臓のボス、腸がいかに私たちにとって重要な臓器であるのかを分かったうえで、
腸を元気にする食べ物について島田先生から教えていただきました。
日本人の腸の養生に最適な食べ物
長い長い歴史の中脈々と受け継がれてきた日本人の腸。
欧米人の腸とはもちろん特徴が異なります。
日本人の腸におすすめなのが、まずは大豆!
大豆はまさに日本人の民族食。
大豆のイソフラボンを上手に使えるのは日本人の腸だけだそうです。
なぜなら大豆のイソフラボンをエクオールという有用な物質に変える腸内細菌を持っているのは日本人だけだからだそうです。
そして2つ目に出てきたのは、玄米・糠。
アッカーマンシアという腸の外壁を分厚くして腸の中を守ってくれる細菌。
この細菌が好むものが穀物の殻に含まれるアラビノキシランという成分なのだそうです。
ぬか漬けなどを漬ける家庭が減ってきていますが、ぬか床をもって夏はキュウリやナス、冬はダイコンやニンジンを漬けて毎日食卓に出るのがとっても理想的ですね!
腸養生に最適なイグサ
3つ目に出た食品はイグサ。
私たちにとって都合の悪い悪玉菌の量を抑えて、都合の良い善玉菌、すなわち乳酸菌・酢酸菌・ビフィズス菌・酵母菌・麹菌を優位にする食品として素晴らしい役割を果たしてくれるは島田先生の研究では「イグサ」が圧倒的だそうです。
マウスの実験では自閉症や精神疾患の原因とも言われる、悪玉菌・クロストリジウム細菌がイグサによってグーンと減るということがわかったそうです。
腸養生に好ましいイグサの食物繊維含有量
またイグサは、柔道場の畳にも使われ、大きな体の柔道家同士がぶつかりあってもびくともしない頑丈さであることは日本人なら誰しも知っていること。
それはイグサの食物繊維の強さを表しています。
腸は善玉菌のえさになる食物繊維を消化して栄養に変える場所。
お野菜に含まれる食物繊維が不足して善玉菌が増えない、もしくはお肉を多食し腐敗させるために必要な悪玉菌が増える、などの食習慣では、腸内細菌の理想的なバランスが崩れてしまいます。
これが腸養生に食物繊維が欠かせない所以だそうです。
メモ
食物繊維含有用はイグサ3gでキャベツの100g相当
湘南オーガニックスタジオで取り扱うイグサ青汁について
イグサ青汁に使用されるイグサは無農薬。
本来イグサは水田で栽培しますが、水田栽培ではどうしても農薬が流れてきてしまうため、畑で栽培しています。
手で植え、手で借り、枯れているイグサは青汁に使えないので一本ずつ抜き、除草剤は使わずに草むしりをして…
そんな手間暇かけて栽培された愛情のこもったイグサが使用されています。
ほかに野菜ではゴボウも腸養生には大変優秀な食品とのこと。
身近にある食物繊維豊富な食品を適量とって、腸を悩ます肉類などを多食しすぎないようバランスをとって、
アレルギー体質をはじめとする免疫疾患や、自閉症・発達障害などの精神疾患やついくよくよしてしまう・将来のことが不安…といったメンタル面の改善を腸からして心身ともに健やかになりましょう!
イグサ青汁粉末
300g 徳用 6,000円(税別)
30g×30包 4,800円(税別)
体質だから…と諦めるのではなく環境を変えていく
腸内細菌は、親から子…と先祖代々受け継がれてきた言わば『体質』でもあります。
でも、そこで「遺伝だから~」と諦めるのではなく『環境』でいくらでも変化することが出来るということを島田先生は教えてくださいました。
その『環境』とは前述した食生活の改善や、私たち湘南オーガニックスタジオがメインで行っているビワ温灸や鍼灸・アロマなどの自然療法のお手当。
(もちろんご家庭でのセルフケアも。)
今回、島田先生のお話会を拝聴させていただき、人の体質をまず見極め、その人に合う施術方法・治療方法を探っていくこと、そしてベストな環境づくりのお手伝いをすることが湘南オーガニックスタジオの目指すところなんだと再認識することができました。
12月の月1コラムで、島田先生の腸内細菌のお話の中ででた腸養生に最適な食品について、ほんの…ほんの一部を抜粋してレポートさせていただきましたが、島田先生の情熱と愛が溢れるお話会はきっと生で聞いたほうが何百倍も心に響いたと思います。
お話会の後、
「分かりやすかった」
「チャーミングでユーモラスなお人柄で、どんどん引き込まれた」
「またお話を聞きたい!」
と、ご参加の皆様からうれしいご感想をいただきました。
島田先生の腸内細菌のお話では、お産やその後の子育てにも役立つお話もありました。
ぜひこれからお産を控えている方や、育児中の方、そして身の回りに小さなお子様や育児中の方がいるかたにも知ってほしい内容でしたので、後日簡単にレポートさせていただきますので是非お読みいただければと思います。