ピロリ菌に対しての食養生

今回は豊富な「腸内細菌を水の泡にしてしまうもの」でお話した抗生剤について…

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豊富な腸内細菌を水の泡にしてしまうもの

豊富で有能な腸内細菌を守っていく

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ピロリ菌の治療として、どうしても使用せざるを得ない場合、自然療法でできるフォローについてビワキュー療法士会の島田先生に教えていただいた内容を一部ご紹介いたします!

 

 

ピロリ菌を保有しているとどんなことが起こるの?

簡単な流れ

  • 胃炎 が起こる
  • 保有する限り炎症が続くので 慢性胃炎 となる
  • 慢性胃炎が続くと胃の粘膜がかたく縮むため 委縮性胃炎 となる
  • 慢性胃炎・萎縮性胃炎が数十年続くと胃がんのリスクが上がる

60代以降ではピロリ菌を保有していると年に1%ずつ胃がんのリスクが上がると言われているそうです。
そのほか、胃潰瘍十二指腸潰瘍などの病気も関連しています。

スタッフHata
ピロリ菌は何もしなけでば病気のリスクが上がるだけ。放置はしてはいけないんですね!

 

 

ピロリ菌を保有していることが分かったらどうする!?

①抗生剤を使わない場合

胃炎などの症状がなく、年齢的にも若い方は数年間かけてピロリ菌を抑える方法もひとつです。

1-1 ある食品をとってピロリ菌をだまして絡めとる

ピロリ菌は胃の粘膜を好む細菌その胃の粘膜に成分が極めて似ている食品とはなんでしょうか?
それは「モズク・メカブ」!

ピロリ菌をだまして絡めとるだけではなく海藻の粘り成分は胃の粘膜を保護し免疫を高めてくれるそうです。

院長
ピロリ菌のコントロールと胃炎のコントロールをしてくれるありがたい食材なんだね!
我が家も毎日もずくを食べてます!サラダにも合いますよ!
スタッフSachiko

 

1-2 プロポリスクラウンを摂る

プロポリスには胃酸からピロリ菌を守る酵素を無効化する働きがあります。
つまりピロリ菌を胃に住みにくくしてくれます!

 

スタッフAsuka
大人でもその独特な香りと味が苦手な方もいますが、2歳半の娘も、毎日飲んでいます。
プロポリスについて
プロポリスクラウン
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1-3 イグサ青汁を摂る

いぐさにもピロリ菌の増殖を抑える静菌作用が確認されておりピロリ菌のコントリール胃炎の改善・悪化予防・合併症予防に有効。

スタッフSachiko
いぐさとプロポリスに関しては一度に多くとるよりも適量を長く続けてゆっくりと改善をめざずほうが効果的だそうです

メモ

過去の経験上、ピロリ菌の反応が消えた方もいれば、思うように改善が見られなかった方もいるそうです。
過信せず、定期的に検査をして胃炎とピロリ菌の状態をチェックすることも大切です!

 

腸養生
いぐさ青汁
いぐさ青汁【腸養生】

90g(3g×30包入)5,184円(税込)/250g 6,480円(税込)

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②抗生剤を使う場合

しぶとい菌を根絶させるためには焼け野原になるまで徹底的に強い抗生剤を混合した薬を長期間服用するため腸に共生している友好的な微生物までダメージを与えます。

ですが、胃炎などのつらい症状を抑えたり、胃がんのリスクも抑えられるというメリットがあり症状の進行具合ではやむを得ない場合もあります。
必ずお医者様との相談をしてください!

 

院長
自然療法ができることは、抗生剤使用の前後のお手当て!

 

抗生剤により腸内細菌たちがダメージをうけることに備えて、
抗生剤の使用の前(1か月以上前から)から徹底的に腸内細菌を育てましょう!
※服用中も服用後もこの食養生がおすすめです。

当店ではビワ葉温灸やビワ蒸療法などでの腸養生を行います。
スタッフAsuka

抗生剤服用前に積極的に摂ってほしいもの

◎ゴボウ・玄米・ブロッコリー・海藻・オクラ・豆乳
イグサの青汁に豆乳を合わせたものが理想的です

イグサ青汁とビワミン

イグサの青汁 大さじ1杯にビワミン30ccを混ぜて、豆乳や水でシェイク!
びっくりするくらい美味しいうえにお通じもよくなるので、この組み合わせはおすすめです!

 

抗生剤服用前に摂らないでほしいもの

✖ソーセージ・ベーコン・ちくわなどの加工品・小麦粉


 
 
 

腸内細菌の状態が良くなったかどうかはどう判断するの?

便の回数・キレ・匂いが変化してくれば腸内環境の改善が確認できます!

島田先生のご経験上、鬱や心配性などメンタルに影響が出るのは1~数か月後。
花粉症・アレルギー・喘息など自己免疫に関する影響は約2年後。
に出ることが多いそうです。(個人の見解です)

腸内細菌のバランスは人それぞれ、千差万別。
絶対にこれがいい!これが効く!というものはありませんので、
お医者さんの診断はもちろんのこと私たちセラピストや研修者の方々の経験とご本人の体調の変化により
おすすめしたいことも変わります。

院長
食養や自然療法でのケアについてはぜひ私たちにご相談いただければと思います。
ご自分の心身のことを考えたうえで、何を食べるか、どんな治療をするのか、どんなお手当をするのか考えるきっかけになれば幸いです。
スタッフAsuka

 

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